今回のメッセージの中にクラシックの話題がありましたので、先日教えてもらったコンサートのご紹介を一つ。
「慶應義塾大学 コレギウム・ムジクム・古楽アカデミー・オーケストラ演奏会」
~フランス音楽いつまでも、どこまでも~
「フランス・バロック音楽は、ルイ十四世の下ヴェルサイユとパリで発展していきます。そこでは、舞踏曲を基盤とした作品が中心的な役割を担っていきます。」(前掲フライヤーより抜粋)
こちらでは、バロック・ヴァイオリン、バロック・オーボエ、ヴィオラ・ダ・ガンバなど、本格的な古楽器を保有しており、それらを使用した器楽アンサンブルを実践しています。
今回の演目の中に、フランソワ・フランクール(1698 - 1787) の『アルトワ伯の饗宴のためのサンフォニー(1773)』より組曲第2番ト短調があります。
もしかして、兄と義姉として参加した王太子夫妻が耳にしたかもしれないなどと、ベル・ファンとしては、ちょっと気分が高揚しました(笑)
大学の授業より派生した活動ですので、演奏者のほとんどは学生または卒業生のようですが、通常の商業コンサートでは、メジャーで人気のある楽曲が演奏されることが多い中、なかなか耳にする機会のない楽曲が多いと思いますので、ご興味があり、お近くでお暇な方は入場無料ですので、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
日時:2019年1月20日(日)14時開演(13時30分会場)
場所:藤原洋記念ホール(慶應義塾大学日吉キャンパス協生館内)
アクセス:東急東横線・東急目黒線・横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅徒歩1分
入場無料、事前申しみ不要
活動について詳しく知りたい方は、こちらをクリックで ↓
いつも、ご感想や応援メッセージなどお寄せいただき、感謝しております。
「サイトの移行後も読みます」という励ましには、今後もつづけていくモチベーションを高めていただいています。
また、お返事不要の方もしっかり読ませていただいております。ありがとうございました。
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2019/01/06
21:11 の方
12月25日の更新にご感想、ありがとうございます。
> 原作に沿う話だと、せつない展開になりますね。
そうなのです。
二次創作なので、自由に IF も楽しめばいいのですけど、ついつい切ない話ばかりになっていますね。
> 1789年の6月、オスカルさまからのアンドレへの告白まで。
アンドレが視力を失いつつある中、突如スポットライトが当たるように光が差すのですよね。
この一群の物語とは別の IF ストーリーも思いついたら、そのうち、書いてみてもいいかもしれないですね(^^)
まだまだ、連なるエピソードが控えているので、そちらは実現するかどうか分かりませんが。
> どれほどのひとが、この言い伝えに背中を押してもらったことでしょう。
そうですね。
19世紀に西洋世界に広がったとのことですが、イギリスのヴィクトリアンなんて、かなり道徳的・性的に抑圧された時代でしたので、こういったエクスキューズが必要だったのかもしれません。
> アンドレ、チャンス到来!据え膳食わぬはなんとか…までの状況ではないですが、でも、こんなチャンス二度とないかも知れない!のに、彼、どこまでもどこまでも紳士。
だからこそ、1789年の夏が熱く心に響きますね。
> バーンの存在が神秘的で、ずっと秘されていた禁断の書を読んでいるようでした。
私のSS では、かなり不思議・超常現象が起きているので、それを解説するキャラクターを登場させてみたくなりました。
仰るように、アンドレの心の整理をつけるための聞き役でもありますね。
> 私も、例えば、第六感はもともと人が持っていた未来を見通す能力が弱まって残っているのではないかしら
ホモ・サピエンスが誕生して20万年と言われていますが、現代人はその頃に比べて身体能力が衰えているのは間違いないでしょうし、そうした力も文明化するにつれて失われていっているのではと、私も思います。
現代人が理解している五感の認知機能ですら、人によって差が大きいのですから、それ以外の認知機能を、かつては誰もが持っていたというのも、ありえない話ではないと思います。
他の動物は人間が認知できない音域を感知できたりしますものね。
もしかすると、五感すら、どんどん衰えているのかも……。
ところで貴女様は、勘が鋭い方なのではないでしょうか?
> 毎年、楽しみにしているウィーンフィルのニューイヤーコンサート
イギリスに行くまであまり関心がなくて、学校で習った曲くらいしか知らなかったのですが、ロンドンの教会で聴いたバロック音楽が心に響いて興味が湧きました。
> 今回、ゲストが中谷美紀さん!なんと言っても旦那さまはウィーンフィル(の楽団員)
昨年11月にご結婚されていたんですね!
英語、フランス語がお得意と聞いておりますが、もしかしてドイツ語も堪能!?
語学が得意な方って何か国後もマスターしていることが多いですよね。うらやましいです。
2019/01/07
10:21 の方
あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
お嬢様、無欠席で学校に通われていらっしゃるとのこと、お母様のサポートがあってこそですね。
今年もお嬢様の世界が広がっていきますように。
> それと「美人天国」さん閉鎖のお知らせ、ありがとう御座いました。寂しく残念ですが
サイトからリンクが張ってありましたので、私のところへはご挨拶いただきましたが、全ての読者様に閉鎖のご挨拶をすることはできなかったでしょうから、私の方へ何件か惜しむお気持ちがこもったメッセージが届いております。
いつか、また創作活動を再開されたらいいなと祈るばかりです。
> この世界の、平穏の奥にある厳しさを、何だかひしひしと感じてしまいました。
そうなんですよね……。
平穏無事の方が奇跡なのかもしれないと思う時があります。
現在でも、病気と闘ったり、日常に戦闘があり、それによる死が身近にあったりする人も世界には大勢いらっしゃいますものね。
現代日本の今くらい死を思わない時代は、滅多にないことなのかもしれません。
2019/01/10
00:22 の方
> Crossingの続編?短編ということでアンドレの切なさや戸惑いはいかばかりか。
> そして今生でもちゃんと濃密な夜はくるよ!信じて待っていて‼︎と口出ししたくなるくらいでした〜。
私はコミックスになってから読みはじめましたが、連載を追っていらっしゃった方は、OAが結ばれるのかハラハラしながらも、この時期の話を、二人が結ばれる予感を感じつつ読んでいらっしゃったのではないかと思います。
オスカルさまのアンドレへの接し方、今まで普通に友人同士でも、「え?もしかして、こいつ、俺に気があるんじゃ?」って気付きそうなものじゃないですか(笑)
オスカルさまもアンドレも、それぞれ思い込みがあって、すれ違いが長かったのだと思います。
私は本気でジャルジェ家のメイドになって、二人を見守りたいです!
娘もオタクでして、好きな作品は全然違いますが、登場人物の職場の壁になりたいなんて言っていて、その気持ち、母も分かるよと(笑)
> 昨年末のつぼつぼさまのヤドリギのイラスト更新の後やたらとヤドリギづいておりまして、
シンクロニシティ!?(笑)
> アイルランドも生きているうちに訪れたい国の一つです(^-^)
ケルト文化には興味があります。
少し話はズレますが、小さい頃から天使とか妖精とか、いたらいいなぁと思っていて。
だから、従僕妖精なんて描いちゃったのかな(当時流行っていた某アニメの影響もあってのことでしたが)。
イギリスにチャリスウェルという場所があるのですが、訪れた時に、「絶対ここには妖精がいる!」と思いました~(笑)
それくらい空気が清浄で。
霊感のある人なら、視える、聞こえるかも!?
実際、ここでジョン・レノンは「イマジン」の着想を得たといわれています。
そこでは泉から鉄分を多く含んだ赤い水が湧き出しているんですけれども、少しでも科学的に考えるならば、もしかしたらその鉄分のせいで磁気や電磁波が発生し、脳に影響を与えているとも考えられるかも。
友人が以前、高圧電流の流れる送電線の下に住んでいて、その時は頭痛がひどかったものの、仕事のアイデアがポンポン思い浮かんだのに、引っ越したら頭痛が去ると共にアイデアが浮かばなくなったと嘆いていたので。
そんな説明で片付かない、もっと違う力が働いている可能性もありますけれど。
それで、私はもっと違う力があっても面白いじゃないかと思うのですけれど。
> ちょうど昨年のクリスマス前ごろから小5の長男がベルばら読みたいと言い出しまして
その年で「ベルばら」の魅力が理解できるなんて、なんて感性の豊かな、そして知的なお子様方なのでしょう!
> ミラボー伯ってほんとうにいたの?メルシー伯は?ジャン=ジャック・ルソーって何した人?
歴史に興味が広がるのも、「ベルばら」効果ですね(^^)
中学生で「ツヴァイクを読みました」とか、「『人間不平等起源論』読みました」なんてレベルまで行ったりするかもしれませんよ。
成長が楽しみですね!
> ちなみに彼らがベルばらを読みたがったきっかけは『笑う大天使』というマンガでした。
その作品は「花とゆめ」連載時から読んでます~。
川原泉先生の漫画は、かわいらしい、ふわっとした絵柄の中に、シビアな状況や、泣けるエピソードも織り込んで絶妙です。時に哲学的で。
> しかも大浦みずきさんのフェルゼン編だったという
そこが入口だという方は、確かに珍しいかもしれませんよ(笑)
でも、原作にちゃんとたどり着いたのですから、ご縁は深かったのでは。
> それほどの輝きが珠玉の名作たらしめているのだなあ、などと感慨深くなっておりました。
私も原作第一巻に出会ってから数十年ファンでありつづけ、そしてサイトが12年もつづいているのは、作品のもつパワー、幾様にも読みようがある深みによるものだと思います。
23:19 の方
お久しぶりです!
> 私の大好きなcrossingの続編、嬉しすぎます!!
お読みいただき、ありがとうございます。
何とか破綻を来さず、現代物とうまくクロスオーバーできたかなと。
未来に希望を託さずとも、二人の信念は揺るがなかったかもしれませんが、ファンとして、その信念が必ずどこかにつながっているとエールを送りたくて。
二次創作は届かぬ思いを書き綴るラブレターですね。
2019/01/11
19:11 の方
> 連休中は、ご家族さまのお世話でお忙しいでしょうか?
子供たちも大きくなり、それぞれしたいことがあるというので、夫婦で地域の行事に参加予定です。
> おとぎ話のような夢のある世界の最後、主人公二人がたどる悲劇的な人生の幕切れがなんともいえず切なくて。
「Old Roses」再読、ありがとうございます。
幼い頃に出会った二人の光と影にどこか共通項のようなものを感じたのですが、その人生の浮き沈みは、人の目から見れば悲劇だけれど、自然にとっては一つの営みでしかなく、喜びもせず悲しみもせず。
けれど、そこに感情を乗せるからこそ、人間なんですよね。
> 海はただ
> 寄せては返し
> こんなにも
> やさしい顔で
> ひとを飲み込む
> 東日本大震災の後、東北のある高校生が詠んだのだそうです。
この短歌は知りませんでした。
人間は生物の頂点のような顔をしていますが、自然の力の大きさの前には、ただなすすべもない。
故郷の海の美しさも優しさも知っているだけに、その無情さにただただ立ち尽くすしかなかったのでしょう。
少し、この歌を詠んだ人の心情とはずれますが、人間の無力さを思う時、クヌート1世の逸話を思い出してしまいます。
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