アンドレは、常にオスカルさまのために行動していながら、決して、「おれは、おまえのために、〇〇してやった」とは言わない。
「どんなことでも してやろう」とは言っても、過去のことを恩に着せたりは絶対にしませんよね。それはない。
自分だったら、「おれは、この左目まで、おまえに捧げた」くらい言ってしまうそうです。ブラビリの時に。
すごく好きな相手の愛情を自分に向けたいと願ったら、「言ってはいけない」と思いつつ、それくらい口から飛び出してしまいそうです。
恩を着せるつもりはなくて、ただ、これまで実際に全てをかけて愛してきたということを彼女に訴えるためでも、結果としては、相手にプレッシャーをかけていることになるし、言われた方は重いというか、傷つくかも。
アンドレは、そんな言葉が思い浮かびもしないのかもしれないですね~^^;
今回更新分を描きながら、つい、そんなことを、考えちゃいました。
リアルと物語のキャラクターを同列に並べて考えてしまうって、かなり、私も痛い人間ですね(^_^;
毒ワイン事件を経て、悟り(?)を開く以前から、アンドレには、なかなか真似のできない美点がたくさんあったと思います。
さらに、人間として磨きがかかっていったら。
惚れちゃいますよね~(*^▽^*)/
今回の更新分で、「ずっと大切にして来てくれたんだな」と言われて、照れて流してしまったアンドレですが、こうやってアンドレが決して恩に着せたりしないから、オスカルさまは彼のやさしさが当たり前のように思えて(当たり前ではないのですが~)、なかなか自分の本当の気持ちに気づかなかったのかもとも思います。
身分の違いなどを考えると、無意識のうちに、蓋をしてきたのもあると思いますが……。
PR