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マリー・アントワネットの宝飾品が競売へ スイス
(AFP=時事 6/15(金) 15:38配信 )
この記事に出て来る、ブルボン=パルマ家。
ブルボンは、もちろんフランスのブルボン家に起源がありそうですし、そしてパルマといえば、ハプスブルグ家とも関連がありそうで、少し調べてみました。
ブルボン=パルマ家(Bourbon-Parma)は、ブルボン家の現在まで続く分家の一つで、かつて存在したパルマ公国を統治した家系。
この一門は本家であるフランス・ブルボン家を始め、スペイン・両シチリア王国の各ブルボン家、ハプスブルク=ロートリンゲン家と複雑な婚姻関係を結んでいます。
現在のルクセンブルク大公家は、男系ではブルボン=パルマ家の分家の一つに当たるそうです。
おそらく、マリー・アントワネットの装飾品を競売にかけることを決めたであろう現当主は、カルロス・ハビエル・デ・ボルボン=パルマ(Carlos Javier de Borbon-Parma)。
カルリスタの主流派が推すスペイン王位継承者でもあり、さらにオランダ王室の一員でもあります。
”ボルボン”は、パルマが北部イタリアにかつて存在していたためのイタリア語読み。
カルリスタ派については、後述いたします。
彼は、パルマ公およびカルリスタ王位請求者のカルロス・ウゴと、その妻のオランダ王女イレーネの間に長男(第1子)として生まれました。
そのため、名目上のパルマおよびピアチェンツァ公(2010年 -)であり、スペインのカルリスタ王位請求者(2010年 - )でもあります。
パルマ公国は事実上、現在のイタリアの一部になっているのですが、この”名目上”というのが、何ともいえませんね。
ヨーロッパの伝統と王侯貴族の婚姻関係の複雑さは、今日まで独特のステータスを保持しているようで。
両親の離婚後は母方の祖母であるオランダ女王の宮殿で育ち、現オランダ女王ベアトリクスの甥であるため、広義のオランダ王室の成員と見なされていて、式典などにしばしば出席しているそうです。
彼はウェズリアン大学で政治学、ケンブリッジ大学で人口統計学および哲学を学び、ABNアムロ銀行に入社してアムステルダム本店に勤務し、ユーロ通貨導入の準備事業に携わった後、欧州公共政策顧問会社(EPPA)所属の公共政策コンサルタントとしてブリュッセルで勤務しているそうです。
血筋だけでなく、現在のユーロ圏内で重要な役割を果たしているんですね。
血筋による欧州人脈もあるでしょうが、ご本人優秀なのでしょう、多分。
そんな彼が、今になって、代々受け継がれて来たコレクションの一部をなぜ競売にと思いますが、アントワネットさまの遺品、あまりお気に召していなかったのか、何かお金が必要だったのか。
落札者も含め、ミステリーが書けそうですが、自分は邪推するしかないので、この辺りで今はやめておきます^^;
私などが買える値段ではなく、ただ指をくわえて見ているだけの存在ですが、できればその宝飾品を大切に保管して愛でてくれる方が落札してくれたらと思います(^^)
カルリスタ派とは。
絶対王政、教会、地方特権などの封建的社会制度を擁護し、経済構造でも反工業化を唱え、イサベル2世(在位:1833年 - 1868年)を戴き、自由主義的、市民革命的、中央集権的な立場に立つマドリード政府と数度の内戦を戦った。その戦争は王位継承戦争という意味合いだけではなく、スペインの体制を左右する意味を帯びていたが、マドリード派の勝利後も、現在まで脈々と王として頂く血筋を支持しつづけている。
18世紀以来近代化が進められて現代に至っているといわれますが、根強く近代化を好ましく思わず自分の主張を堅持している集団がおられるんですね。
個人的には、面白いです。
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20180/05/30
00:32 の方
はじめまして!
メッセージ書き込んで下さって、ありがとうございました。
> 初めてベルばらに出会ったのは中学生の時。物語の力強さに圧倒され、
歴史のうねり、政治、生きるということ、全てが盛り込まれた重厚な物語であり、かつエンターテイメント性も兼ね備えていて、読んだ人の多くを虜にする作品ですよね。
> その後社会人になり結婚し、子供が産まれ・・・大好きだった漫画の世界からだんだん離れていって
私も社会人になった頃から漫画やアニメの世界から遠ざかってしまいました。それが大人になるということだったのかもしれません。
> 関連本を読み漁っても飽き足らず、ネットを彷徨い二次創作の世界を知りました。その奥深い世界に魅せられ続け
二次創作作家さんそれぞれの世界観、そしてベルばらへの愛がつまっていますものね。
お母様のお具合は、その後いかがでしょうか。
> 二次小説で現在のOAを書かれている方の中
ありがとうございます。
「ミロワール」が一番のお気に入りとのこと、私の現代物SSの中では一番人気かもしれません。
> 従僕妖精やお嬢様妖精も可愛らしいですね。
そちらは二次創作というよりは、副産物と呼んだ方がよいような作品ですが、それも気に入って下さって、ありがとうございます。オリジナル要素がかなり入っていますが、原作のキャラ設定はなるべく踏襲しているつもりで、ベル愛も込めているので、お気に召したならば、嬉しいです。
> でも私が出会ったときはしばらく更新が無かった時期ですので、このまま更新されないのかも・・・と
昨年は息子の高校受験でてんやわんや(^^;
今年は昨年のダメージが残っていて、まだ創作に集中できておりませんが、昨年よりは創作できるかと思います。
> 私も大学受験生の息子がいて、彼が精神的に不安定になった時期があり
息子の上に姉がいるのですが、息子の方が精神的に不安定になると振れ幅が広く、昨年は家の中の物が壊れたり、感情の爆発がドーンと毎日のようにで、親もしんどかったですね。共感して下さって、ありがとうございました。
> でもまたつぼつぼ様の素晴らしい創作の世界を
お気遣いありがとうございました。
短い時間で効率よく作ることが出来なくて、更新のペースが遅いですが、それでも書きつづけていくと思いますので、根気よくお付き合いくださいませ。ふと思い出した時にでも、サイトを覗いて下されば嬉しいです。
自分が生み出すもので、どなたか一人でも、そして一回でも心が元気になっていただけるようなら、嬉しいです。
メッセージ残して下さって、ありがとうございました。
創作、コツコツ続けていきますね!