先日、近くの図書館でこんな本を見つけて、テンションあがってしまいました!
18世紀の刺繍技術を解説した本です。
ちらっと中味をご紹介。
左の写真の縫い取りに、どのような刺繍の技法が用いられているかを、右では図を用いて詳細に解説してています。
作者はマンチェスターのカレッジで刺繍テクニックを学んだそうで、技術者として働いているうちに、18世紀の刺繍について興味をもって研究したとのことです。
日本やV&Aミュージアムで当時の衣装を見て、その精緻さに溜息が出ましたが、製作過程を知ると、いったいどれ位の時間と精力を傾けて作られたのだろうと改めて圧倒されました。
このコート一着のために、どれだけの人間が酷使され飢えなければならなかったのだろうと思うと複雑ですが、作品としては芸術的といってもよいのではないでしょうか。
職人も誇りをもって製作に携わったかもしれません。
今年も残りわずか……あ、書いているうちに日本は明けてしまいました。
皆さま、あけましておめでとうございます。
旧年中の皆様の温かい励ましのおかげで、また一年間サイトをつづけることができました。
今年の11月までつづけば10周年となります。
サイトを始める際に、「とりあえず10年を目標に」と漠然と思ったのですが、何とか実現できそうです(たぶん)。
2016年も、相も変わらずのんびりマイペース更新になると思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2016年が皆様にとって明るく平穏な年になりますよう、心よりお祈りしつつ、12月中に頂戴した
メッセージへのお返事です(読まれる方は「お返事です」のリンクをクリックして下さい)
2015/12/05
21:36 の方
> 現代版のファンです♪
現代版に声援をありがとうございました。
年内完結はできませんでしたが、小品SS を書き始めたので、つづきを出来るだけ早くお届けするべく頑張りたいと思います(^^)
2015/12/16
18:15 の方
> 前に情報の授業で自分のホームページを作りました。
今はIT技術の基礎を学校で教えるんですね。
私が学生の頃とは隔世の感がありますが、これだけPCやスマホが普及していれば、そんな知識も必要ですよね。
> アンドレは懐中時計とペンダントをオスカルに送りましたね。オスカルの方が忙しいので
彼女に関してだけは独占欲が強いので、そうだと思います。
> 少し疑問に思ったのですが、現代でもロザリーはジャンヌと異母姉妹ですか?
そこまでは考えていなかったのですが、原作通りでもいいかもしれないですね。
ただ、現世ではジャンヌは努力してそれなりに稼げる真っ当な仕事に就いて、妹とも仲が良い設定にしています。
また、登場していませんが、ニコラスと付き合っていることになっています(私の中で)。
シャルロットが異父姉妹ということになれば、ロザリーの生立ちで一本スピンオフ作品が書けそうですね。
体に気をつけて、追い込み頑張って下さいね!
2015/12/18
13:13 の方
> 10月にこちらを見つけて
はじめまして!
新エピソードで再燃されたのでしょうか。
ご心配かけて、すみません。
振り返ると、一昨年から今年の6月まで忙しかったので、その疲れが今頃出てきたみたいです。
23:19 の方
> エピソード7オスカル編前篇よみました。原作に隙間を埋めていくかたちで、おリボンアンドレが登場してて
新エピソード7の概要をありがとうございました。
「あの時、オスカルはこんなことを考えていたのよ」というのが池田先生によって明かされる感じでしょうか。
> 寒い季節ですし、ご慈愛くださいませ。
人間、休まなければいけない時期もありますよね。
焦らずゆっくり行こうと思います。
2015/12/19
15:24 の方
> そんな中可愛いCMのご紹介
ご覧になったことがある方もいらっしゃったかもしれませんが、物語性があって可愛かったので、ご紹介してみました。
今年は大きな変化があり、現実問題としては対処していながら、まだ実感が湧かないかもしれませんね。
ご心配おかけしまして、すみません。
今はもう大丈夫です。
そちらもどうぞ、お体に気をつけて、ご自分を大切になさって下さい。
2015/12/20
18:23 の方
> クリスマスも近いしこの時期は、特にヨーロッパなどはすごいのでしょうね~(*^^*)
今年はクリスマス前に、テート・モダン前のクリスマス・マーケットやコヴェント・ガーデンを見に行って来ました。
25日にはお店も公共交通機関もお休みしてしまうので、クリスマス当日は家でのんびり。
何とかお誕生日記念SSを更新して。さわりだけですが……(^^;
> 私の感想としては、Fに焦がれるシーンはNGなのであります
アンドレに感情移入すると、そういう描写は辛いですよね……。
2015/12/26
01:53 の方
> こういうゆったりした時間を楽しむ二人って原作ではないので嬉しいです
現代物の二人には、まだまだたっぷり時間があるので、18世紀で叶えられなかったことを叶えていってほしいです。
つづき、今しばらくお待ちくださいね。
2016年のヨーロッパは大きな事件があって緊迫した空気が漂いましたが、来年はそれが少しでも和らぎ、明るい年になるよう祈っております。
11:24 の方
> 待ってました! お話は記念日のステキな贈り物ですね
今年は早々にあきらめてしまったのですが、調子もよくなって来たので、今年のお誕生日も何とか更新することが出来ました。
子供たちの冬休みが終わったら、つづきに取り掛かろうと思います。
12:44 の方
> 読みました。最後の会話・・・
はい、ビンゴです!
何人かの方から、あのイラストが好きとのご感想いただいて、SSに仕立てることにしました。
あのイラストに添えたコメント通りのセリフが出て来るかは分かりませんが、大筋はあの通りです。
19:47 の方
お久しぶりです!
お元気ですか?
> パリはとっても寒そうだけれど、2人で寄り添っていれば暖かいですよね。
そうですよね!
寒さを理由にくっついてOK(笑)
23:56 の方
> あの時の二人の様子が知りたかったので
少し展開が変わるかもしれませんが、だいたいご想像の通りになるかと。
ご心配かけて申し訳ありません。
無理しない程度に頑張っていきたいです(^^)
> 今までのお話の中で、少し変わっているところがありますね。
読み返して下さっているとのこと、ありがとうございます。嬉しいです。
大幅なストーリーの変更が無いため、特別にお知らせしませんでしたが、新しいSS に関係してくる過去作を読み返して、気になったところを改稿したりしました。
直していたらキリが無いですが、しばらくして読むと、直したくなるものですね。
その時は持てる限りの力を出し切っているつもりでも。
> もうひとつ、アンドレに家族がいることなんです。
現代物は、18世紀の物語では叶わなかったことを成就させるにはどうしたらいいかと、起きてしまった不幸なことも起きなかったらどうなるのかという想像で書いています。
都合がよい話ですが……。
原作では悲しかった分、好きなキャラクター達に幸せになってほしいと思うのは、書いている方も読んで下さる方達も同じ気持ちですよね、きっと。
> 『パリ25時』の夜のお話の最後にあった、イメージイラストのリンクがなくなっていますが・・・
確かリンクを外したと思います。
文章もそうなのですが、過去作イラストの方も、今見ると自分の未熟さ加減を感じてしまって。
それから、長くやっていると、サイトの中が迷路のようになってしまうので、たまにコンテンツの整理も必要かなと思いまして。
でも、上手下手は別として(今も決して上手とは言い難いですが……)、その時にしか描けないものもありますよね。
絵の雰囲気とか。
2015//12/28
19:47 の方
> 私はオスカルが嫉妬する場面が大好きです。前世でアンドレは散々嫉妬に苦しみましたから、今度は彼女がする番です
そうそう、アンドレも妬いてもらったら嬉しいでしょうし(笑)
> 最後の場面何のことかすぐにわかりましたよ。
以前、あのイラストが好きだと感想を寄せてくれましたよね(^^)
> 前から気になっていたのですが、アンドレのオレが漢字ではなく平仮名なのには何か意味があるんですか?
原作が平仮名の「おれ」なので、それを踏襲して平仮名で書いております。
全て漏れなく統一できているか自信がありませんが、「おまえ」、「わたし」「○○さま」もあえて漢字にせず、平仮名にしています。
確かに、漢字で書くか平仮名にするか(あるいはカタカナにするか)で印象が違いますよね。
欧米はアルファベットしかないので、日本語は豊かなだなと思います。
たとえば中国語も漢字のみですし。
2015/12/31
15:07 の方
お久しぶりです、お元気とのことで、安心いたしました。
のだめの映画を放映中なんですね!
> ノエルのSSも年越しですね パリの別荘が活かされていて嬉しいです♪♪
お陰様で、キリリクで登場させた館が、これからの物語に綾どりを加えていってくれそうです。
年越しのお話なので、年内に完結させたいと思ったのですが、それは残念ながら無理でした(>_<)
すみません。
お互い、無理なく行きましょうね~!
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メアドが書いていなかった方にはお返事できませんでしたが、全て感謝しつつ読ませていただいております。
ありがとうございました!