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WEB拍手お礼(4/27~5/2)

GWもあと、残すところ週末の二日のみとなりました。
皆様はどのように過ごされたでしょうか。


Lu_Brun.jpg5月2日に「ヴィジェ・ルブラン展」へ行って参りました。

ルブラン以外にも、18世紀を中心に30数名の女性画家達の作品が展示されていて、非常に見応えあり。
肖像画が多く、肌の色や髪の表現、布地の質感などに見惚れながら、平日だったこともあり、ゆっくり2時間近くかけて回りました。
マリー・レグジンスカ(ルイ15世妃)の描いた中国風居室の彩色パネルも展示されていたんですが、確かに中国風の建物や服装の人々が描かれているものの、植物がどことなく東洋風でなかったり、顔がしっかり西洋人なのがほほえましかったです。
シノワズリがはやっていたと言っても、かなりヨーロッパ風にアレンジされて受け入れられているんですよね。
自分が西洋人を描くと、どうしても”平たい顔族”になってしまうので、人のことを笑える立場じゃないんですが……^^;
18世紀の女性画家は、あまり知らなかったのですが、ヴィジェ・ルブランのライバルであったラビーユ・ギアールや、その弟子のカペの作品など、たくさんのお気に入り作品に出会えました。
彫刻家であるマリー=アンヌ・コローの作品は、モデルの性格まで像に映しとっているようで、今にも喋りだすんじゃないかと、しばらくにらめっこしてみたり。


モデルに、マリー・アントワネットは言わずもがなですが、プロヴァンス伯、ポリニャック公爵夫人(「ベルばら」では伯爵夫人だが、1780年に公爵夫人の称号を与えられている)、ルイ16世の妹であるエリザベト王女、オルレアン公爵夫人(フランス王になったルイ・フィリップの母)、マダム・ヴィクトワールの名前を見つけて、ひとりニンマリ。
カタログを買ったら、学芸員の方の小論に、「ベルばら」文庫版よりヴェジェ・ルブラン登場シーンが引用されていましたよ。

18世紀ヨーロッパは女性の時代といわれていますが、例えばフランスの王立絵画彫刻アカデミーは、約70名の会員がいる中、女性会員の上限は4名までという規定があったことや、当時、絵の題材としては歴史画が最も上位であるとされていたわけですが、女性は主にそれよりも劣るとされる肖像画や静物画などを主に描いていたという解説に、作品の背景にあるジェンダーの問題も考えさせられました。
池田先生が18世紀のフランスを舞台として物語を描こうとしたとき、そうした実質的男性優位社会の空気を感じられていたはずで、オスカル・フランソワというキャラクターが生まれたのは、必然ともいえるのではないかと思いました。

原作は完結しておりますが、こうして関連する事物や歴史に触れたり、次々に発売される^^;グッズを買ったり、また二次創作を見せていただいたりしながら、自分の中では、まだまだ「ベルばら」は進行形です。

展覧会が開催された三菱一号館美術館は、解体された日本初のオフィスビルを復元した建物。
レトロな雰囲気が素敵です。
 

M_1.jpg



 

拍手やメッセージありがとうございます。
いっしょに楽しんで下さる方がいるのは、嬉しいことです。
本日、本館のカウンターが44万ヒットを記録いたしました。
ご訪問くださった皆様、ありがとうございます。
お返事はいつものように ↓ に畳んでおります。

04/27
14:40 の方
> 4月26日生まれなのでお誕生日の日に
おめでとうございます!
今年一年、よいことがたくさんありますように。
嬉しいと言ってもらえて、こちらこそ嬉しかったです。
また頑張りますので、お暇な時にのぞいて下さいね。

23:29 の方
> 後半少し田舎に帰って
お体休めることができてよかったです。
こちらは、5月に入って、少し落ち着いて来ました。昨年からいろいろとバタバタしていたので、心身共にリラックスして、また元気にがんばりたいです。
若草の萌える時期ですが、雑草の勢いもすごいですよね……。うちはすごいことになってます。
一時、「バラを育てたい」なんてことを考えたんですが、調べたらとんでもなくお金も手間隙もかけてあげないといけないんですね。まるで、わがままなお嬢様。
今の自分には無理と早々に断念。いつか、もっと子供たちに手がかからなくなったら挑戦したいです。

23:43 の方
> この夏、日本全体でいっせいに冷房止めて、打ち水して、すだれやよしずで日陰を作って、保冷剤を首に
そんな感じで過ごしたら、体感温度がかなり下がるかもしれないですね。
うちの弟や旦那の職場などはGWも働いて、その分、夏休みを長く取ることにしたみたいです。
> あと、お昼ご飯後のお昼寝もぜひ導入。
気持ちに余裕のある毎日なら、不便でも豊かさを感じるかもしれないですね。
そちらも、どうぞご無理なさらないようにお過ごし下さい。
諸々のつづき、なるべく早くお届けしたいです!
ありがとうございます。


04/28
01:48 の方
> ベルばらンチ、ちょっと気になりますね。どうしよう・・・買ってみちゃおうかな。
私も気になるんですが、どうしようと迷っています。
> こうしていろいろなグッズが出ると嬉しいです
完結してしまった作品なので、外伝や二次創作が作られるのを楽しみにする感覚と似ているかもしれませんね。
> それぞれカウントが違っていました。ベルバラのは特にカウントが少ないみたいです。
比較実証実験の結果、ありがとうございます!
何だか少なくカウントされているような気がしていたの、まちがいではなかったんですね。
昨年から運動不足で体重が増えてしまい、体力低下も感じているので、歩くことだけでも頑張ろうと思います。
昨日は子供に付き合って外出したので、かなり歩いたはずなんですが、遊歩計を家に忘れて、痛恨。でも、「真実の愛」めざして頑張るぞ!
いろいろとある続き物も頑張りますね!


04/29
10:27 の方
> (と言いつつアイラインを持っている私)
ベルばらンチ……とても気になるのですが、食べないで取っておきそうな気もするし、買ってみようかどうしようか迷っています。
次から次へとグッズが発売されますしね。次は何だろうと、ちょっと怖いもの見たさに近い気持ちで待っていたり……。何か動きがあるのはうれしいんですけれど。
アイラインは実用的だからいいですよね。
「あ、それベルばらのアイラインでしょ?」って分かる心配もないですし(笑)
> セピア色の~私の知っている唇は となってAがO様の顔をそっと上向かせる時、左手を顎に添えて
あ、あのコマでしたか!
早速確認しました。
完全版では、人差し指の上の方しか残っていませんでした。
MC7巻では人差し指と親指の存在が確認できました。
あれは薬指までちゃんと描かれているんですね。
もし原画を再び見る機会がありましたら、チェックします!
私も指フェチなので、こだわり分かります。
リアルでも、指のきれいな人は男女問わず、見つめてしまう時が……。
顔じゃないので、あまり変に思われたことはないのですが^^;
手にも表情がありますよね。
ОAのラブシーンはもとより、オスカルさまがフェルゼン邸にロザリーの消息を知らないかと尋ねに行った時、オスカルさまの手を後ろから握るじゃないですか、あのシーンなんて、ちょっとドキドキするのですが……。



05/02
00:45 の方
> ロイヤルウエディング
中継を見ていました。
ケイトさんは表情が豊かで、だけど落ち着いた感じで、素敵なプリンセス、ゆくゆくは王妃になりそうですね。
> ケイトさんの身長、178 cmだそうですね。ウィリアム王子が、191cm、あら、OAと同じ位。
その数字は萌えポイントですね~(笑)
そうですね、ケイトさんのドレスの方がオスカルさまには似合いますよね。
シンプルだけど、袖のレースなど手が込んでいて、オスカルさまのイメージにぴったり!
これからケイトさんのファッションに注目して、頭の中でオスカルさまが身につけているところを想像してしまいそうです。
GW後半、ゆっくりなさったのでしょうか。それともお出かけでストレス解消でしょうか。そちらも楽しんで下さいね。

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