実写版「ベルばら」も!ジャック・ドゥミ&ミシェル・ルグラン特集上映10月開催
(紹介記事のサイトに飛びます)
少し先の話になりますが、10月14日から20日まで YEBISU GARDEN CINEMA にて、ジャック・ドゥミ監督作品の上映があるそうです。
デジタル・リマスター版で上映される4本の作品の中の一本が、実写版「ベルサイユのばら」。
原作ファンからは、大ブーイングの作品ですね(笑)
とにかくキャラクターのイメージが原作と全然違っていて。
オスカルさま役の女優さんは美人なんだけれど、背がそれほど高くもなく、体型もどちらかといえば女性らしいことに始まり、アンドレが結構生意気だったり、ジェローデルが女好きの遊び人風だったりで……。
ジャルパパはといえば、オスカルさまのことをこれっぽっちも心配していないような振る舞いばかり。
私も初見ではショックの方が大きくて。
実はDVDを持っているので、何度も見返しているのですが、何度も見ると、2時間ほどの映画にまとめるのなら、仕方ないのかなと思えても来まして。
たとえば、アンドレはベルナールやアランの役割も併せ持っているから、あのようになったのかなと思えるんです。
ベルナールやロザリーはオスカルの思想に影響を与えるほど絡んで来ないし、アランは出て来ません。
そうなると、誰かがその役割を替わりに担当しなければならないわけで、アンドレに集約してしまったのかもと。
ベルナールとロザリーがそんな扱いなので、ド・ゲメネ公爵やド・ギーシュ公爵などは出て来ないので、貴族の退廃ぶりをジェローデルに担わせると、ああなるのかなぁとも(Oさまと決闘する貴族は出て来ますが)。
映画としてはそこそこ成立していて、ベルサイユ宮殿でロケしていますし、衣装も豪華、一見の価値はあるのですが、いかんせん、原作ファンが見たい部分がほとんど全部破壊されているので、劇場で一回見ただけでは、残念ながら、ファンには憤慨しか残らない恐れがある作品となってしまっています……。
DVDも持っていることですし、たぶん私は行かないかなとも思いましたが、「ベルサイユのばら」連載開始45周年で盛り上がっている今年、関連作品の上映があると知ったので、ご紹介してみました。
いつも、拍手やメッセージをありがとうございます。
7月は三が日があり、訪問者がいつもより多めで、メッセージもいつもよりたくさん頂戴したので、まずは6月分のお返事だけさせて下さい。
7月分は、近々~、すみません。
お読みになる方は、「お返事です」のリンクをクリックして下さい。
2017/06/17
05:57 の方
お久しぶりです!
お元気でしたでしょうか。
> ssを久しぶりに読むと前とは違う視点で読めました。
読み返して下さって、ありがとうございます。
それは、今までとは違った経験をされて、成長したせいもあるかもしれないですね。
これからも、また読み返していただけるように、マイペースながら、息の長い活動をしていきたいと思っております。
教習がんばって下さいね。
私も時間オーバーしましたし、仮免に一回落ちました^^;
女性は全般的に空間把握能力が男性より低いので、仕方ない面もあると思いますよ~。
2017/06/23
23:04 の方
> 三が日の更新を 楽しみに待ってます ^_^
ありがとうございます。
今年は三が日がテーマではなく、しかも少し遅れてのアップですみません……。
これからも、楽しんでいただけるものを書けたらと思います。
2017/06/24
11:00 の方
> 夜まで取っておきます
この SS は、夜に読んだ方が雰囲気が伝わったかもしれません。
いかがでしたでしょうか(^^)/
2017/06/25
01:02 の方
> あの鏡のお話しのオスカル様が登場!
原作が18世紀ですから当然かもしれませんが、皆さま18世紀とリンクしたお話は、特に楽しんで読んで下さっているみたいです。
> でも、何より現代の二人は対等に愛し合えてるから安心なんです。
そうですね。
壁にぶつかることはあっても、未来は明るいと思います。
> 当時のアンドレはやっぱり影そのもので、着替えを終えて出てくる時も控えめですよね~
現代のアンドレの方が余裕があるし、大胆で、より対等ですよね。
あの後、オスカルさまは余韻に浸ってらっしゃいましたが、アンドレと顔を合わせたら、どんな態度を取ったのかしらなんて考えたのが、お話を考えるきっかけでした。
01:28 の方
> 大人の情愛は、心と身体のどちらの連繋が欠けても成立しない。
そうですね。
33歳という、少女マンガにしてはかなり年長のヒロインでしたし、池田先生、人間というものを描き込みたかったのだと思います。
昔の少女マンガは10代の”少女”という特定の時期だけでなく、少女が大人になっていく過程まで描いた作品が多かったと思います。
少女がまだ見ぬ大人の世界をマンガで先取りして味わうというか(もちろん、現実とは違うことも多い世界ですけれど)。
大人向けのマンガ雑誌が増えた今では、ジャンルが細分化していくのはしかたないことでしょうか。
> かたや四半世紀に及ぶ片思いで、
アンドレはオスカルさまから想いを打ち明けられるまで、「自分は生涯、男として見られることはないのだろうな」と信じ込んでいたんだと思うんです。
オスカルさまがアンドレの気持ちを”兄弟愛”のように感じていたと同じく、アンドレもまた、思い込みで、彼女の気持ちの変化に気付かず。
もう少し早く、そうですね、ジェローデルからの求婚後にはカップル成立してもよいくらいだったと思いますが、そこは元々別の絆で結びついていたことが、かえって邪魔になったようにも思います。
05:48 の方
> 原作のフロレル登場から O様がAを男として意識する着替えのシーンまで
連載一回分の中に、重要な要素がてんこ盛りですよね。
なのに、それがバランスよく配置されていて、この回もすごいです。
> O様が目覚め、二人が恋人になるまでのお話し
ファンとしては、もう少し早く二人が恋人になっていたら……と、IF の展開をどうしても考えてしまいますよね。
10:27 の方
> 私の大好きな鏡の中のお話し
「『ミロワール』が一番好き」という方が結構いらっしゃるので、今回は喜んでいただけたかな!?
なかなか18世紀の雰囲気を出すのが、私には難しいのですけれど、キリリクの一つに18世紀ものがありましたので、また書きますね。
2017/06/26
00:34 の方
> 思いがけず6月のssを拝読できて
1789年6月の出来事なので、6月中に更新できて、よかったです(^^)
> そして、たった一つの光 と Sa vie… を読ませて頂いたときに思ったのですがこの二作の中のオスカルとアンドレはミロワールでの経験があったのかな?
この SS の中でも書いていますが、時間がたつにつれて、現実にあったことではなく夢を見たのではないかと思っていたのじゃないかなと思います。
でも、あの経験は心のどこかに刻まれていて、彼らの選択に少し影響があったらいいなと思っています。
> ところで、そして私事で申し訳ないのですが、この「目覚め」が更新された
ご家族にとって、大きな変化の日だったのですね。
私は関東在住ですが、京都の夏はいかがですか。
お子様のために、ご家族で決断されたこと、素晴らしいと思います。
そうしたいと思っても、なかなか実行に移すことまでいかないことだと。
イギリスの学校に通わせたこともあり、日本の学校の方がよい面もたくさんありますが、改善した方がよいのではと思う面も見えていて。
うちの子供たちは、得意・不得意の落差が激しく、生きづらさを感じることが多いのです。
何でも平均的にきちんと出来ることを求められると、辛いものがあります。
私や主人としては、得意なことを伸ばしてやれたらいいなという考えなのですが。
> オスカル達の生きたあの時代のあらゆる厳しい制限とは比べ物になりませんが
現代には、またあの時代とは違う苦しさがあると思います。
いつの時代も、与えられた環境に甘んじることなく、自分の信じる道を進むのは、容易なことではないと思います。
”オスカルさまが頑張られたのだから、私も頑張ろう”と思うこと、それで勇気が湧くならば、きっとオスカルさまも喜ばれると。
そんな風に心の支えにしていらっしゃるファンの方は多いのでは。
かく云う私も、その一人だったりします(^^)
そんな記念日に久しぶりの更新ができたのも、何かのご縁かもしれません。
もう10年以上つづけていると、「何のために書いているのかな」と思うこともたまにありますが、私の書いたものが、原作の力をお借りしてですが、どなたかの気晴らしになるようならば、充分につづける価値があるのかもと思いました。
ありがとうございます。
お子様のご成長とご家族のお幸せを、心より祈っております。
17:55 の方
> 私の中の「Crossing」のあの場面に色がついた感じに思えました。
あの後、まだ7月までは半年以上あるんですよね。
オスカルさまは奥手だし、身分の差を飛び越えるまでには、時間がかかったのかな。
> 今でも2人の想いが繋がった時間がたったの2~3週間だったことにとても胸が苦しくなる時があります。
子供の頃は、二人が亡くなって悲しいとは思っても、二人の恋人期間がどれくらいあったのかまで思いが及ばなくて、二次創作の世界を大人になって知ってから、「こんなに短かったんだ」と愕然としました。
> 原作のあの話だから、ベルばらなんですけど、ラブラブな時間がもっともっと長かったらどんなによかったかとも思いますね。
あの終わり方がベストなのかもと思いつつも、そう思わずにはいられないファン心。
二次創作される方はそれぞれの方法で、その時間を長くしていますよね。
私もそんな願望を、これからも二次創作で叶えていきたいです。
19:55 の方
> 「ミロワール」「Crossing」が、あの「無礼者~!!」のシーンとリンクするなんて・・・!!!
それまでにアンドレを男性として見る気持ちが育っていたのだと思いますが、あのシーンは決定打でしたよね(笑)
知識では知っていても、大人の性愛を体験したことのないオスカルさまなので、ちょっと未来の自分から教えてもらう形で。
2017/06/28
15:16 の方
> アンドレに告白する前の乙女なオスカル様がいじらしくて可愛らしくて切なくて。
戸惑うオスカルさま、可愛いですよね!
> 告白した後も可愛いんですけれど,一番好きかもしれません。
三十路だけど乙女です!
大人になっても、純粋さを失わず、自分の信念に従って行動できる彼女。
一つの理想像です。
2017/06/30
00:39 の方
> すてきなssありがとうございます。
こちらこそ、お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
14:15 の方
> 先日、一言送らせて頂いた者ですが・・・
せっかく書いていただいたのに、全部こちらに届かなかったのでしょうか。
届いた分は、しっかり読ませていただきました。
最近はスマホからのアクセスが多いようで、スマホからも見やすいサイトに変えないといけないなーと思いつつ、そちらまで手が回らず……。
実行に移すのはいつになるか分かりませんが、来年の4月以降の課題としたいと思います。
20:52 の方
> ベアトリスの狂おしい失恋には心が痛みます。ふと丘ひろみの友人の恋に溺れてテニスが弱くなってしまったキャラクター
いましたね!
懐かしいです、「エースをねらえ!」。
初めてアニメを見たのが小学生くらいで、「高校に行ったら、あんな人たちがいるのかなぁ」と憧れを抱いていたら、そんなことはなく(笑)
自分も全然子供でしたし。
本気で恋をすると、そちらに意識が向いてしまって、他が疎かになる。
それは、男性も女性も同じでしょうか。
> お二人が暖炉の前でゆったりと二匹の猫が楽しむように老後を一緒に過ごせますように。
現代のOA ならば、それも十分に可能だと。