「7月のカゲロウ」の後編を up いたしました。
このお話は、これで完結です。
二人の走馬灯的なお話なので、かなり、あちこち過去に遡っております。
前編を up した時にも書きましたが、分かりにくかったら、申し訳ありません……。
7月初めのお話なので、何とか7月中に掲載したかったのです。
それで、まずは前編のみサイトで公開いたしました。
前編をサイトに載せた時点で、実は最後まで書きあがっていたのですが、後半部分で、もう少し文章的に考えたい部分があったので、少したってからの掲載となりました。
後編を直すのにあたり、前編も多少整理したり修正したりしておりますが、あらすじは変わっておりません。
MC11巻で、二人がパレ・ロワイヤルを訪れるシーンがありますよね。
そこで、二人はアンドレの幼なじみであるクリスティーヌと会うわけですが。
そこで、ロベスピエールが「アベイ牢獄のことで」と言っていて。
解放された後で、わざわざその話題はないかなと思うので、30日の決行までの間に、ああしてパレ・ロワイヤルを訪れたり、打ち合わせに参加していたりしたのかなと。
オスカルさまからアンドレへの告白は、前後のエピソードから、23日説と29日説があるようですが、私は23日説支持派で。
以前、「23日に謀反騒ぎを起こしたのに、29日になってから、ジャルジェ将軍が成敗するのは間が開きすぎでは」ということで、私は告白日を23日に取ると書いたことがありますが
、この11巻のエピソードからも、23日説を取った方が納得がいくのかなと思います。
単に、少しでも両想い期間が長くあってほしいというのもありますが(^^;
また、このエピソードは、MC7巻での王妃とオスカルとの対話と、ジャルジェ将軍とアンドレが対話するシーンの間のお話なので、6月30日の後、7月初旬であれば、いつでもよいのですが、律儀なオスカルさまのことなので、アランたちが解放されるまではそちらにかかりきりになっていながらも、いざ解放されたら、今度は王妃に一言、礼を言いに行きたくなるのではと思い、早速翌日、宮殿に伺候したことにいたしました。
こんなことしていたら、どんなに丈夫な人でも体を壊すでしょうに…………。
オスカルさま……と思いながら。
今年も7月が過ぎ去ってしまいましたね……。
今年は特に暑く、夏休み中はお忙しいと思いますが、どうぞ、皆様、お体にはお気をつけ下さい。