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『ベルサイユのばら』14巻

まずは、なかなか更新できずに、本当にすみませんm(_ _)m

言い訳にしかすぎなですが、自分の部屋がないため、リビングの隅っこで作業しているのですが、春休み中は家族の誰かがほぼ必ずいる状態で、集中できない上に、サイトを始めた10年以上前には、家族が寝静まった後に作業しても翌日何とかいつも通り活動できていたのに、それが近年では非常に難しくなっているのです。


なるべく早く今の連載を完結させたいとは思っております。
今しばらくお時間いただけたらと思います。



さて。




3月23日に14巻が発売されましたね。


 

「ロザリー編」ということですが、フェルゼン伯爵、ソフィア、ジェローデルも登場し、フランス革命前から動乱の時代を生き抜き、見届けたロザリーが生涯を閉じるところで終わりました。


あとがきで池田先生が、これで新エピソードは打ち止めだと書かれていらっしゃいます(※)。

足かけ5年に渡る不定期連載、本当にお疲れさまでした。


※表紙カバーの折り返しには、”以下続刊”の文字がありますが、あとがきで、「ロべスピエールやサン・ジュストなどの逸話等、まだまだ描きたかった物語は、私の中に山積みで残ってはいるのですが」と書かれていらっしゃるので、続刊に含みを持たせたのかなと、個人的には解釈しました。



11~14巻までを読み終え、MC10巻まで(あるいは9巻までと言った方が正しいかもしれません)で描き切れなかった登場人物の内面やその後を知ることができ、嬉しかったような、そして残念だったような……。

個人的な感想ですので、どうぞお許し下さい。


***以下、全面肯定できない私の感想がありますので、読みたくない方は、読まないで下さい***








内容については言及しないでおこうと思いますが、残念に思ってしまった理由の一つに、こうして10巻までに収まり切らなかった物語を描くことによって、MC10巻までの韻文的な描き方が散文的になってしまったことがあります。

当時は今よりも制約が多かったため、結果としてそうなったのだと思いますが、1年間という短い期間で結末まで描き切った『ベルサイユのばら』は、登場人物の多さ、描かれる内容の深さ・濃さ・豊かさ・スケールの大きさを、その短さに凝縮するために、無駄を削ぎ取った必要不可欠な要素のみを拾い上げて描かれていました。

たとえば俳句は五七五というわずか17文字に、描きたいことを込めるために、言葉を厳選して詠むのだと思いますが、読み手はその17文字の中に込められた想いや世界観を自らの中で膨らませて鑑賞する部分があるのではないでしょうか。

こうして二次創作などさせていただいているのも、読み手である自分がそうして能動的に作品と関われるからだと思います。

全て与えられていないから、自分で想像してしまう。

詳細を描かないという美学もあるのではと思うのです。


二次創作をさせていただいている身で、批判めいたことを書いてしまい、もし読んでご不快に思った方がいらしたら、本当に申し訳ありません。


これからも『ベルサイユのばら』という作品のファンである気持ちは変わらないと思いますので、よかったら、今後共お付き合いいただけたらと思います。



 








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