ずっと行きたかった、ヴィクトリア&アルバート・ミュージアムに行って来ました!
(正面玄関)
(吹き抜けのエントランス)
このくしゃっとしたオブジェの真下に案内所があります。
膨大なコレクションが収蔵・展示されていることで有名ですが、今回はアジア・コーナーと彫刻、服飾、銀食器やアイアン・ワークス(手すりや柵、エレベーターの扉など)を中心に周りました。
(服飾コーナー)
ちょうどヴィクトリア朝の頃の衣装ですね。
(アイアン・ワークスのコーナー)
渡り廊下が展示場になっています。
日本のコーナーでは、着物・絵画・陶磁器・漆器・家具・刀に鎧兜、キセルに根付などが展示されていましたよ。
また、今回は18世紀頃から現代までのウェディング・ドレス展を催していた他、デモの際に作られたプラカードや街宣カー(車や自転車)を”作品”として集めての展示もありました。
3時間弱おりましたが、全部は見て回れず、最後にジュエリーのコーナーをと思って見に行ったところ閉鎖中だったので、また行きたいです!
女性の入館者が多く、女性好みの博物館だと思います。
入館者をざっと見渡しても、それが分かったし、女子トイレの長い列がそれを如実に物語っていたと思います(笑)
最後に是非行きたいと思っていた場所を駆け足で訪問して〆。
ウィリアム・モリス設計のカフェです。
手前に、無機質ないかにも大量生産された椅子と机のあるカフェ(食堂と呼ぶべき?)もあるのですが、そこが閑散としているのに比して、こちらは満席でした。
――そりゃ、こちらの空間の方がずっと贅沢ですものね。
ウィリアム・モリスといえば、産業革命によって失われてしまった、労働の喜びや手仕事の美しさを惜しみ、中世に憧れてモリス商会を設立して、生活の中に芸術を取り入れようと精力的に活動したデザイナーであり、詩人であり、ディレクターですよね。
このカフェにも、モリスのデザイン思想とその実践(アーツ・アンド・クラフツ運動)が感じられます。
ロンドンには様々なテーマの博物館・美術館がありますが、たとえば大英博物館に比べたら、個人的にはこちらが好きかも~。
大英博物館が人類の英知の足跡を集めた博物館だとすれば、こちらは、富が集中し余剰が生まれ、結果、遊びや美を楽しむことが出来た時代の(一部の特権階級に限られますが)、世界各国の工芸品や美術品を集めた博物館です。
大英博物館では、ホモ・サピエンスを知り、こちらではホモ・ルーデンスである人類を知ることが出来ます。
19世紀のイギリスがそうであるように、18世紀のフランス(ベルサイユ)もそうだったのかも。
あらためて、自分の嗜好を実感してしまいました(笑)
あまり(全然?)更新できていませんが、拍手ポチやメッセージありがとうございます。
応援のお声をいただけている間は、続けて行こうと思えます(>_<)
メッセージへのお返事は畳みます。読みたい方はリンクをクリックして下さい。
2014/10/07
23:52 の方
> 来年のカレンダーが届きました。一年て、なんて早いんだろう・・・!って感じです。
本当ですね。
気がつけば、今年も2ヶ月とちょっと。
> タカラのオスカルさま予約してしまいそうな勢いです。
> 正直なとこ、お人形としては綺麗なんですが、
ビスクドールをオーダーメイドとか……。
すごくお値段が張りそうですが。
> 話の途中からで、不思議なタイトルで、現代の話で・・・
最初からでなく、途中からだったんですね(笑)
でも、読み進めてもらえてよかったです!
私とベルばらSSとの最初の出会いも、そんな感じでした。
ネットで検索して、たまたま見つけたサイトさまから辿ったり、検索結果を虱潰しに見てみたり……。
> 同じ世界を共有している者同士の高度なお楽しみ・・・
ですね!
これからものんびりマイペース更新になると思いますが、末永くどうぞよろしくお願いいたします(^^)
PR