1月も残すところ数日となりました……と下書きに書いていたら、2月になっていました(>_<)
ちょっと前に年越しの話をしたばかりだと思っていたのに。
早いです。光陰矢のごとし。
先日、ナショナル・ポートレイト・ギャラリーに行って来ました。
トラファルガー広場に面した、ナショナル・ギャラリーの分館として誕生した美術館で、その裏手にあります。
(トラファルガー広場のネルソン提督)
その名のとおり、肖像画ばかりを集めた美術館は、こぢんまりしているのですが、3時間かけても回りきれず。
歴史の知識と照らし合わせたり、肖像画の脇に書いてあるプロフィールを読むと、その人の人生に思いをはせて立ち止まってしまうことが多くて。
たとえば、旦那さんと愛人が隣同士に展示されていて、入口を隔てた壁に、その妻(夫とは不仲)と娘の肖像画があったりすると、複雑な人生の綾に心動かさずにはいられません。
こういう並べ方はとても上手いなぁと。
この日は「チューダー朝」の歴代王・王妃の肖像画を集めたコーナーができていて、教科書に載っている肖像画なんかがありましたよ。
ヘンリー8世、エリザベス1世、それに、メアリー1世やアン・ブーリンなど。
若くして亡くなったエドワード6世がなかなかの美少年に描かれていて。
でも、画家によってずいぶん顔が違うので、本当はどうだったのか分からないですよね。
本人より少しきれいに描くのが肖像画の基本だったようですし。
このコーナーは撮影禁止だったので、写真は撮れませんでした。
その他にも見知った人物の肖像画がいくつかありました(イギリス史に詳しい方なら、もっとワクワクされるのでしょうね)。
この2人も。
まずは。
初代マンスフィールド伯爵、この記事で紹介した、ダイドー・ベル・エリザベスの大叔父さまです。
つづきまして。
ちょっと不思議な感じの絵ですよね。
おばあさん?
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、デオン・ド・ボーモンの肖像画です!
ルイ15世の命により、女装のスパイとして暗躍した彼。
晩年はイギリスで女装の騎士として試合を見せて、生計を立てていたそうです。
拙サイトの現代物にも、仏政府所属女装のエージェントとして登場していただいています。
18世紀で面白そうな人物を発見したら、他にも登場していただきたいなと(笑)
OAは実在しないとわかっていても、「ベルサイユのばら」は史実を織り混ぜて描かれているせいか、彼らのように実在の人物と思えてならないのです。
現代のコーナーは時間切れで見ることができなかったので、また行きたいと思います。
エスカレーターからは(作品は上階から古い順に展示されています)、エリザベス2世やポール・マッカートニー、キャサリン妃かな?というポートレイトがちらっと見えました。
また古い方から見て、現代まで到達せずに終わったりして!?
(ナショナル・ポートレイト・ギャラリー内部)
WEB 拍手からのメッセージへのお礼を書く前に、まずはメールフォームからメッセージをいただいて、返信できなかった方へのお返事です。
HNなしで、メールアドレスが"don" で始まるAU携帯のメアドの方。
メールをお送りしたのですが、User Unknown で送信することができなかったので、こちらにお返事書かせていただきます。
もしかすると、PC からのメールは拒否設定になっているのかもしれないですね。
読んで下さるとよいのですが。
> アドベントの更新はいつですか?
つづきが気になるとのこと、応援ありがとうございます。
年末から風邪が長引いていたり、ひどい腰痛なったりしていて、まだ形に出来てはいないのですが、ベッドに横になりながらも妄想ならできる(笑)ということで、次回の展開もそこそこ固まりましたので、これから書き始めたいと思います。
あと少しお待ち下さいね!
それでは、拍手からいただいたメッセージのお返事です。
読まれる方は下のリンク(”コメントをありがとうございます。お返事です。”)をクリックして下さい。
2015/01/07
09:25 の方
> 自分の愛読書と言っても
一昨年からずっと来て下さっていたのですね。
ありがとうございます。
> 異郷での生活は
この10ヶ月は、生活基盤を整えるのに費やしてしまったように思います。
残り1年ちょっとは、少し余裕をもって楽しめるでしょうか。
連載のつづきは、出来るだけ早く書きますね~!
またいらして下さい。
2015/01/11
17:38 の方
> ロンドンでの生活もすっかり慣れて
あと1年と少しですが、今年はだいぶ勝手も分かって見通しが立つと思いますので、新しいことにも挑戦したいです。
せっかくヨーロッパにいるので、各国周りたい気持ちもあるのですが、住んでいるからこその景色をじっくり見たいなとも思っていて。
> 日本とはまた違った文化圏でクリスマスを過ごせることが
クリスマスの静けさは、さすがキリスト教圏と思いました。
バスも電車も止まってしまいます。
故郷に帰る方はその前から帰省して、年明けに帰って来ていたようです。
> 日本も爆弾低気圧とかで雪がたくさん降っています。
各地で大雪のようですね。
交通がマヒしたり、大変だと思います。
私が住んでいる所はロンドンの北の郊外ですが、北風が身を切るように冷たいものの、あまり雪は降りません。
今朝は小雪が舞っていましたが、積もるほどではありませんでした。
ロンドンはイギリスでも南の方なので、北のスコットランドやアイルランドはずっと寒いと思います。
確か、お身内にご介護の必要な方がいらっしゃったと記憶しておりますが、そちらもどうぞお体に気を付けて、今年一年お元気でお過ごしになれますように。
自分が家族のことなどで手一杯で、外に出られる機会が少なかった時、「ベルばら」の二次創作は心のオアシスで、気持ちだけでも日常を離れることができたんです。
今年も、一緒に「ベルサイユのばら」の世界で癒されましょうね!
2015/01/14
15:55 の方
あけましておめでとうございます。
そちらのご活躍はブログで読んでいます。
今年が充実したよいお年になりますように。
> 今もかつても、オスカル様の意地っ張りは健在ですね。素直に話せばいいものを。
原作でもオスカルさまの暴走をアンドレが止めるシーンがありますが、恋人同士になっても性格はそうそう変わらないでしょうから、ケンカもあったかもしれないですよね。
恋人期間が長かったらですが(T_T)
2015/01/15
00:12 の方
> やっぱりアンドレと一緒にいる時のオスカルは素敵ですね~
OA そろってこそですよね~!
> だってオスカルの仕事のことまでとっさに思い浮かべられるなんて・・・我々はアンドレをかなり美化してますよね~
長年の従僕生活の過去から、きっとオスカルさまの仕事のことはすぐに頭に浮かんじゃうんですよ、アンドレ。
生まれ変わっても、従僕気質は変わらず(笑)
> アンドレの前でしか見せない姿・・・
それ、私も萌えポイントなんです。
> 花札(伊勢丹)のイラストをガラケーに残しましたので、今私のケータイの待ち受けは素敵なアンドレ
見に行かれたのですか?
意外に日本的な図柄も似合う、ベルキャラ(日本のマンガだし、当たり前?)。
> ヨーロッパも大変な状況であるな~と心配しています。
お気づかい、痛み入ります。
着実に警戒は強まっています。
今朝のBBCニュースでは、対テロ用に警官がスタンガンを持ち歩くようになったと伝えていました。
一部の過激な人々のおかげで、おかしな疑心暗鬼が世界中に渦巻かなければよいと思います。
15:00 の方
> 自分がバイク好きで、
そうだったのですね!
> バイクの醍醐味は、やっぱり前に乗らないとわからないと思うので
女性ライダーの友達が同じようなことを言っていました。
さて、オスカルさまは無事に免許を取得出来るのでしょうか。
つづき、頑張りますね♪
2015/01/17
00:04 の方
> オスカルさまのお顔色が・・・?えーーー!?
結婚は飛ばして、いきなりそっちですか(笑)
病気は、原作の吐血がありましたし、ちょっと心配しちゃいますよね。
> それにしても、ミロワール、初めのはかなり違っていたのでしょうか?
はい。
「Crossing」とリンクさせるために、オスカルさまが過去へ行くまでの場面を大幅に書き換えました。
その初出バージョンで、このバイクの免許を巡っての諍いがあったんです。
> いっそ、宝塚で
「ミロワール」は水夏希さんのショーからタイトルをお借りしたんです。
宝塚の舞台を見ていると、インスピレーションが湧くことがあります。
「ベルサイユのばら」が一般には代名詞みたいになっているところがありますし、何か昭和の美意識みたいなものが共通にあるのでしょうか。
> 相手の考えや気持ちを想像したり、同じ立場だったら・・と考えることは必要で、
おっしゃる通りですよね。
これから日本も変わっていくかもしれませんし、世界もますます変わっていくのでしょう。
私も明確な答えは出せないですけれど、後戻りしながらも進んでいるのだと信じて、毎日を生きていきたいです。
2015/01/20
01:24 の方
> 今後の展開を楽しみにしています。
ありがとうございます。
ストーリーは練れて来たので、あとは文章にするだけです。
あと少しお待ち下さいね。
2015/01/21
11:43 の方
> ”アドベント”胸をキュンキュンさせながら楽しんで
よかったです(^^)
> それに心と脳がなかなか付いて行けず・・の日々ですが、
何か大きな変化がおありだったのでしょうか。
時間しか解決できないこともありますので、どうぞ焦らずに。
> オスカルさまの恋人としてみんなから質問されるアンドレ!優越感よりも独占欲。
共感してもらえて嬉しいです。
> アンドレだけに見せるオスカルさまの表情な言動が宝物だったはず。
私も、絶対にそうだと。
> 視力の低下もあって”自分に向けられる恋するオスカルさま”を見る事は出来なかっただろうなっと思うと
そうなんですよね。
自分に向けられる彼女の瞳を、どのくらいの間、見ていることができたのか……。
そう思うと泣けてきます。
> 特に移動遊園地のメリーゴーランドのお写真!
こちらの街並みに、メリゴーランドはすごくマッチしていると思います。。
今年もいいなと思った風景を写真に収めていきたいです。
2015/01/22
22:40 の方
> 大好きなオスカル様とアンドレが、こんなふうに生まれ変わって、今度こそ末永く幸せに
私もそのことばかりを願って二次創作させていただいています。
> いつか、現代のお二人は結婚されるのでしょうか。
私の思い描く二人を勝手に書いているだけなのでよいのかもしれないですけれど、その領域に踏み込んでよいものかどうか、かなり悩みます……。
本家本元・池田先生のゼクシィもあったことですし、いいのかな!?
2015/01/25
10:23 の方
ご愛読、ありがとうございます。
細々気まぐれ更新ですが、できるだけつづけていきたいと思っております。
> 先日、TVでクリニャンクールの骨董市を紹介しておりました。画面を見ながら金髪と黒髪の二人連れは…と
そんなこと思っていただけるなんて。
骨董市は、二人でたまに出かけているかもしれません。
戦利品は、オスカルさまがお持ち帰りしたり、アンドレが引き取ったりしているかも?
> お話がアップされるまでの毎日が「アドベント」です。
楽しみに待っていると言っていただけると、すごく励みになります。
ありがとうございます。
15:50 の方
> 読み終わった後に心が暖かくなります。
自分も「ベルばら」の二次創作に元気をいただいて来たので、それを目指しております。
> 最近アップされている、アドベントの続きも楽しみにしています!
年越ししてしまいましたが、つづき、あと少しでお届けできると思いますので、待っていて下さいね。
2015/01/27
15:19 の方
はじめまして!
> 最近こちらを見つけ、
昨年のベルばら旋風で再燃されたのでしょうか。
今年も新エピソードはつづくそうで、引き続き注目ですね。
> それと、「パリ25時」の最後に「夜のエピソード」があると書かれていて、
まだ読めます。
8の数字は、表が崩れてしまうので、仮に置いてある文字なので、そこではないんです。
その表の一番下に、何も書かれていない行があると思います。
右側のセルの右下辺りを反転させて下さい。
そこに入口があります。
そう大したお話でもないですが、よかったら読んで下さい(^^)>