日本では2月3日に節分で、豆まきをして恵方巻きを食べますが(恵方巻きは私が子供の頃、関東では一般的ではありませんでした)、フランスでは2月2日にクレープを焼いて食べる習慣があるのだそうですね。
2月2日はクリスマスから数えてちょうど40日目、つまりイエス・キリストの誕生から40日目にあたり、シャンドルール(Chandeleur)という、キリスト教徒の祝日なんだそうです。
新年のガレット・デ・ロアが終わると、ショーケースにクレープが焼いて積み上げられ、スーパーではクレープ粉やクレープパン、クレープを伸ばす木のトンボ棒などがセットで特設コーナーに並ぶようです。
宗教的な行事ではないけれど、日本では、1月後半くらいから一斉にバレンタインのチョコや手作りチョコ用の材料が店頭に並ぶのと似ていますね。
どこも商魂のたくましさは同じかも。
クレープに挟むものとして一番に挙げられるのが、「ヌテラ」というナッツのクリームだそうです。
「フラクタル」にもちょこっと出しましたが、フランス人は、このヌテラがみんな大好きみたいです。