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WEB拍手&メルフォお礼(9/11,13)

お友達が日本から11巻を送ってくれました。
単行本なら売り切れることもあるまいと、帰ってから買おうと思っておりましたが、発売日に私の分もキープしておいてくれたとのことで、気持ち、ありがたく受け取りました。


まだ、この単行本収録作品のうち「アラン編」の感想を書いていなかったので、11巻で新エピソードをまとめて読み直した感想と合わせまして。
ネタばれありなので、ご注意を。





「アラン編」、ル・ルーちゃんのその後が分かってよかったです。
「JAMばら」でジャルジェ家にやって来て以来、その後もずっと滞在していたのか、度々遊びに来ていたのかわかりませんが、オスカルさまにとって、みんな可愛い姪や甥の中でも一番かわいがっていたのでしょうか。
しかし、アランにそこまでプライベートな話をしたのかな、オスカルさま。
何かの折に、ちょこっと何気なく話したのをアランがしっかり覚えていたってのはありかな?
もしかすると、アンドレが「オスカルが気にかけている姪っ子がいる。この子が不思議な子で……」なんて話したのかもしれないですね。
ル・ルーちゃん、相変わらずの超能力者っぷり(笑)
かなりの美少女に成長していて、ビックリ。
「黒衣の伯爵夫人」でアンドレは無理と言ってましたが、本当に、大きくなったら美人になるかも。
殺気立つ群衆に対しての堂々とした振る舞いは立派。
私事で恐縮ですが、拙サイトの二次創作で、ジャルジェ家を再興したのは彼女であるとしたのは、満更ではなかったかもと思って、ほっといたしました(笑)
オスカルさまはバスティーユ陥落の立役者の一人として有名になっているんですね。
地方の民衆まで誰もが知っているくらいに。


また、ディアンヌの婚約者だった男性が出て来ましたが、私はもっと性悪なのかと想像していて~(笑)
小学生の頃に初めて読んだからでしょうか。騙す男=悪人の図式が頭に浮かんでしまってました。
普通の青年でしたね。
ディアンヌが愛してアランも結婚を許可した男性ですから、その方が当然かもと今は思い直しました。
家の借金のためなど、何か理由があって別の女性(彼のことが好きだったのかも?)と結婚したけど、その女性も気立てがよくてそのうち愛するようになったのかな。
彼の方もディアンヌのことを泣く泣くあきらめたのかもしれないけれど、婚約破棄された方はショックですよね……。
衝動的に死を選んでしまったのでしょうか。
彼女もアランに似て、内に激しい部分がある子だったのかな……なんて想像してしまいました。


11巻を全体的に見て、オスカルさま死後のお話が多かったですよね。
巻末インタビューで先生もおっしゃっておられますが、オスカルさまの死から10週で終わらせなければならなかったので、そこで描きたかった部分が反映されているとのことで。
本編はあれで描き切った感もあるのでしょうか、これからもあまり出番なしかな。
このエピソードの中では個人的に「ジェローデル編」が一番好きかも。
物語やマンガとしての完成度とは別に、OAがたくさん出て来たので(^^;
そういう基準でスミマセン……。
ジェローデル編2を執筆中とのことですが、以前、「もう少し成長したジェローデルも描きたい」と先生がおっしゃっていたと記憶してるので、ちょっと楽しみです。
あと一巻分くらいは描くかもということなので、まだ楽しみはしばらく続きそうです。
巻末インタビューでは、ジャルジェ将軍のこと、ロザリーのことを描きたいとのお話しがありましたが。


そうそう、この11巻では、アンドレ編に加筆がありましたね。
OAの死後、ばあやさんがクリスティーヌにリボンを返しに行って、クリスの方はアンドレからもらったどんぐりを土に埋めるという。
アンドレはやっぱりクリスティーヌに気づいていたんですね。
昔のこと、オスカルには言う必要のないことだからと、自分の心の中に秘めておこうと思ったのかな?
内心、すごく焦っていたりして(笑)
ばあやさんにだけは、「あの子に会った」と話したんでしょうか。
それで、わざわざばあやさんが返しに行って。
エンディングでどんぐりが大樹になっていますが、大樹になる終わり方はすごくいいと思うんですけど、クリスとアンドレの思い出の木か……と思うと、OAに思い入れの強い自分としては、複雑な心境です(笑)
一度目読んだときは気が付かなかったんですが、「あれ?ばあやさん寝たきりだったのでは?最後の力を振り絞って!?」と、そこがすごく気になりました。
自分の認識では、7月14日に息を引き取ったと思っていたので、ばあやさんの幽霊だったりして(笑)


原作10巻までに思い入れが強くて、かなり曇った目での感想になってしまっていて、すみませんm(_ _)m


ところで、これまでの原作を知らない、他の「週刊マーガレット」連載中作品の読者って、このエピソードだけで分かるんでしょうか!?
要所要所に解説は入っていますが。
付録で復刻版1巻が付いていたし、これを機に興味をもてば続きも読みますよね。
新しいファンが増えるのは嬉しいです。
あ、だから”11巻”なのかな?
11巻だから、10巻までを読んでいる前提で描いてもいいという……。
JAMばらは、はじめは出版社も違っていたので、18世紀を舞台にした一つの物語としても読める体だったように思います。


最近、11巻発売を機に原作を読み返し、ネットサーフィンしていて、ここに最近たどり着きましたというご感想もいくつか頂戴しております。
再燃組もこれから増えそうですね(^^)v
盛り上がっていくといいな~。


それでは、WEB拍手お礼です♪
お心当たりの方は、リンクをクリックしてお読み下さい。



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Web拍手お礼(8月分)

ようやく子供たちの学校が始まり、お母さん方はほっとされていらっしゃることと思います。
うちの子の学校も始まりました。

なかなか更新できずにいる中、ご訪問ありがとうございます。
TOP のカウンターが一桁繰り上がりましたが、未だに70万ヒットのキリリクを形に出来ていないので、今回はキリリク募集などせず、スルーしてしまいました。

放置中のキリリク(リク主さま、本当に長いこと放置ですみません)を完成させてから、またそういうイベントもやってみたいと思っております。
70万ヒットのキリリク、必要な調べものなどは少しずつ進めてはいるのですが……。



コメントへのお返事は畳んでおります。
リンクをクリックしてお読み下さい。


デング熱に大雨にと心配事がつづきますが、どうぞ皆様、正しい情報収集を心がけ、お気をつけ下さい。




WEB拍手&メルフォお返事(7/2~7/30)

今年も宝塚で「ベルサイユのばら」が上演されました。

そして、AKB48 の新曲「心のプラカード」。


一見、何の共通点もないようですが……。


「心のプラカード」のPV は、学校や商店街、団地、漁港などで地元の方と一緒に撮影されたようです。
今回の振り付けはラッキイ池田氏で、誰でもすぐに覚えられるような、とても簡単な点が特徴。
”みんなで一緒に踊ろう”みたいなコンセプトらしいです。
AKB48 のメンバーが地元の方と一緒に踊りつつ、地元の方の何人かが心の内を書きつづったプラカードを掲げるという内容で、その中に。

フラメンコの教室、色鮮やかな衣装に身を包んだ数人のバイラオーラ(日本人ですが)の前で踊るまゆゆ(渡辺麻友さん、今回の曲のセンターです)。
バックで踊っていた女性のうち、一番左端の方がやがてプラカードを掲げます。
そこには――。





「アンドレ、愛してる!!」の文字が!



それを見たまゆゆは、プラカードを指差して照れ笑い。
きっと通じたんですよね、どういう意味か。

この女性の心の叫びなのか、まゆゆの心の内を文字にしたものか分かりませんが、まゆゆが宝塚の大ファンだということは有名みたいなので、きっとこれは……!
「ベルサイユのばら」アンドレに違いないですよね!
まゆゆがアンドレファンかどうかは定かではないですが……。



Youtube で動画を探してみたら、フルPVの1分50秒あたりからフラメンコ・スタジオの映像になり、1分57秒あたりでプラカード登場でした。
ダイジェスト版では残念ながらカット。


PV のエンドロールによると、フラメンコスタジオは、静岡県にある「アーボンハウス・フラメンコスタジオ」というところのようです。



AKB のPV 情報、それからまゆゆが宝塚ファンだと教えて下さった方々、まことにありがとうございました!

楽しかったです~(^^)

若い世代の方、「アンドレって誰!?」って思わなかったでしょうか。
「『マーガレット』で最近見た!」とか(≧▽≦)


こうやって教えていただいた情報をサイトで紹介したり、双方向でやり取りできるのってよいですね!
投票開催する時も、いつも思います。

投票に参加して下さった方、情報下さる方、励ましのコメント入れて下さる方、いつも誠にありがとうございます。





いただいたコメントへのお返事は畳んでありますので、読まれる方は下のリンクをクリックして下さい。
今回は7月に頂戴した分です。

お返事が遅くなり、もう何を自分がコメントしたかお忘れになっていたら、すみません~
m(_ _)m









WEB拍手お返事 6月分


 


この肖像画、何だか不思議な感じがしませんか?


 


現在住んでいる所から電車とバスを乗り継いで小一時間ほどの所に、ケンウッド・ハウスというカントリー・ハウスがあります。
18世紀に半ばに、初代マンスフィールド伯爵がロンドンで仕事をする上での住まいとして購入し、改築させたものです。
広大な敷地の中に建つ白亜の建物。

 


伯爵は高名な法律家で、イングランド及びウェールズ高等法院首席判事の地位に就きました。
現在、建物はイングリッシュ・ヘリテッジが管理していて、入館料は無料。
なのに、レンブラントやフェルメール、ターナーなどの名画がそこかしこに飾られていて、カウントリー・ハウスとしての建物も、絵も楽しめる素晴らしい所です!
絵画は当時からあったものではなく、20世紀に入ってから、この屋敷を買い取ったギネスビール社会長の初代アイヴィー伯爵エドワード・セシル・ギネスのコレクションらしいですが。

個人的に大好きな、ジョン・シンガー・サージェントの作品があって、嬉しくて思わず感涙!!
こんなところで出会えるなんて、運命!?と思っちゃいました(笑)
テートの「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」に次ぐ肉眼2作目。
嬉しさのあまり、写真に撮り忘れちゃったんですが^^;


内部はこんな感じです。





この色使い、ウェッジウッドを思わせませんか?



敷地は、ハムステッド・ヒース公園となっていて、多くの市民が訪れます。





夏は野外コンサートもあるんですよ。

裏の使用人棟はオーガニック・フーズを提供するカフェになっています。
そのカフェの手前には、かつてのバスルームがあって。
当時、ここは有名な温泉保養地だったそうです。
Oさまはきっとお風呂好きだったに違いないと思うと、部屋で湯あみもありだけど、こんな風に個人的なバスルームもありかな~なんて、ベル妄想。


これまでも何回かロンドンで訪れた場所をご紹介したのですが、ここは自分にとって特別な場所に思えてしまって……。


 


もう先月のことになりますが、『Belle』という映画を見ました。
主人公は最初の写真の方です。
名前をダイド・エリザベス・ベル(Dido Elizabeth Belle 1761 - 1804)と言います。


 


 


右でなく、左の女性です。


褐色の肌をもつこの女性は、初代マンスフィールド伯の甥の娘に当たります。


イギリス海軍の軍人だった彼女の父親は、拿捕したスペインの奴隷船に乗せられていた彼女の母親を愛するようになり、生れたのが、ベル。
正式な奥さんは別にいたのですが、ベルの母親の死後、父親は彼女を引き取って子供のいなかった叔父マンスフィールド伯爵に預けました。
そこには、肖像画右側のエリザベス・マレーという1歳年上の又従姉がいて、当初、ダイドは彼女の私的な付き人となるようにと、育てられます。
レディの私的な付き人にふさわしくなるために、十分な教育は施されたようです。
母親が奴隷の身分であったこと、そして、肌の色から差別的な処遇は受けたようですが、それは当時としては至極当たり前のことでした。

ですが、彼女は非常に才気煥発で、大叔父が抱えていた裁判に関して相談役をするなど、秘書的な仕事をさせてもらっており(審理の相談役は本来、男性秘書の仕事だった)、また、父親が亡くなると遺産の分割を受け、大叔父が亡くなる際には、遺産と年金を与えることと、彼女を奴隷の身分から解放することを書き残しています。
家令と結婚して、子供にも恵まれたそうです。
当時としては、破格の待遇を受けていた彼女。


それを象徴するのが、冒頭の肖像画。
オリジナルはスコットランドのマンスフィールド伯爵邸にあるそうで、これはケンウッドハウスに飾られていた写真を撮影したものですが、当時、奴隷である黒人が絵画に描かれる場合、白人である”主人”より下部に描かれ、正面に視線を向けてはいけなかったそうです。
それが、彼女は生き生きとした目をまっすぐにこちらに向けて、寄り添う白人の又従姉は親しげに彼女に腕を伸ばして触れている。
彼女がマンスフィールド家でどれだけ大切にされて来たかが分かります。
この肖像画が一般公開されたのは、2007年のこと。
そこから初めて、歴史家が彼女について調査・研究し、大まかな生い立ちが分かったそうです。
彼女が生きた18世紀から、約200年の時を隔てて。


なんだかちょっと、ベルファン魂が疼きませんか!?


18世紀中葉、身分違いの恋(真実の愛)、親子の情愛、身分を越えた友情。
性別や立場は異なれど、キーワード的にはOAにあてはまる要素が多く。


前置きが長かったですが、そんな萌えを満足させてくれる逸話でした。


こんな、18世紀。
階級やしきたりにがんじがらめでありながらも、決してそれに隷属していたわけではなく、例外もあったし(ダイドの場合、大叔父が職権を利用して、ずいぶん彼女の立場を正当化したらしいですけれど)、ヒューマニティあふれるエピソードが実際にあって。

海を隔てたフランスで、男装の麗人(軍人)とその従者が実際に存在しても、そこに恋愛が成立しても、おかしくないではありませんか!?
↑ 言いたかったのは、この一文です。


件の映画はといえば、ダイドの立場が史実よりかなりよく描かれています。
あまり差別的処遇がないので、憤ったり感動で泣いたりという映画ではないのですが……。
大叔父マンスフィールド伯爵が下した判決を軸に、彼女のラブ・ロマンスが描かれていきます。
判決の行方は?(ちょっとググればわかっちゃうことですが)
彼女の恋の行方は――?
オチが予想されちゃう脚本なんですが、18世紀らしい建物や習俗、ドレス・服装はが十分に堪能できました。


 


いつもコメントをありがとうございます。
こまめにチェックはしているのですが、お返事が滞ってしまい、大変に申し訳ありませんm(_ _)m
まずは6月分のお返事をさせていただきまして、7月分は近いうちに。


読まれる方はリンクをクリック ↓





WEB拍手お礼(5/7~6/4)

ソシエと「ベルサイユのばら」とのコラボ漫画、~オスカルさま編~後編が5月末に up されましたね!
前・後編合わせてもたったP8 ですが、よく出来ている~!
まだの方は、こちらからどうぞ↓

「オスカルとアントワネットの美的生活 2014」WEB限定コラボマンガ(新しい Window が開きます)


オスカルさまが、現代の日本にある企業で働いているという設定の漫画です。
上手に原作の絵を生かしてパロディ(と言っていいんですよね?)しています。

つい、あのシーンね~♪と、原作のセリフを思い出して比べてしまうのは、私だけ!?


 一か月分ため込んでしまったお返事ですが、よかったらお読みください
m(_ _)m
リンクをクリックしてどうぞ!




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